男性乳輪縮小とは、肥大した男性の乳輪を適切な大きさに縮小する手術です。潜在的に男性乳頭肥大でお悩みの方は多いものの、男性の乳輪の整形を行っているクリニックは少なく、男性で乳輪肥大を縮小したいけれど、どこに行っていいのか分からないという方も多いようです。仙台中央クリニックでは、男性乳輪肥大でお悩みの方に、ご来院いただいています。
男性乳輪縮小手術を希望する方の主な悩みは、プールや海などで上半身裸になった時や、薄着になった時です。「Tシャツなど薄着になった時、乳輪が透けて見えるのが嫌だ。」、「乳輪が大きく恥ずかしいので、友達や女性と海やプールに行けない。」、「ジムで水泳をする時、女性の様な大きな乳輪が恥ずかしい。」と、言われます。また友達に「乳輪が大きい。」とからかわれることがあるという方もいらっしゃいます。仙台中央クリニックでは、輪の形や性状、お悩みをお聞きして、男性乳輪縮小を行っています。
男性乳輪縮小は、女性の乳輪縮小と原理的に同様の方法で行います。男性の場合は、乳輪が小さい為に、手術操作が困難で、手術の難易度は高くなります。男性乳輪縮小の美容整形を行っているクリニックは非常に少ないために、遠く県外、首都圏や関西圏などからも相談いただくこともあります。近くのクリニックに行ったが、「断られた。」、「悩みを分かってもらえなかった。」、「さほど気にならないので手術の必要がありません。」と、言われた方もいらっしゃいます。クリニックの診療メニューに記載されていても、実際は行っていないこともあるようです。受診する際には2度手間にならないよう、注意が必要になります。
乳輪の外側部をドーナツ状に皮膚切除して、乳房の皮膚を寄せることにより、乳輪を小さくする手術です。女性の場合と比較すると、曲率半径が小さくなりますので、縫合が難しくなります。大きく乳輪の皮膚を切除できるというメリットがありますが、乳輪と乳房の移行部がパッチを当てたように、不自然になるというデメリットがあります。
乳輪の内側部、乳頭の基部を、ドーナツ状に切除することにより、乳輪を縮める方法です。外側乳輪切除と比べ、さらに曲率半径が小さくなりますので、縫合の難易度が上がります。乳輪の大きさを縮める程度に制限はありますが、乳輪と乳房の皮膚の移行部が自然になるという美容的メリットがあります。
乳輪突出症とは、乳輪が飛び出している状態です。女性の乳輪のようで恥ずかしい為に、飛び出した乳輪を平坦にする手術を行います。乳頭と乳輪の接合部で飛び出している部分を切除して、乳輪の突出を軽減させ、乳輪を平坦にします。乳頭が大きく突出している場合には、同時に乳頭を小さくすることが必要になります。
「違うクリニックで男性乳輪縮小の手術をしてもらったが、希望通りにならなかった。」という、失敗修正を希望される方もおられます。男性乳首縮小、男性乳頭整形は、美容外科手術の中で難易度の高い手術です。男性乳頭乳輪の手術には独自のテクニックが必要とさ、女性の乳輪と同様に手術を行った場合、満足を得られないことがあります。執刀医を選択される場合にはご注意ください。手術される場合は、担当医が今まで担当医が実際に手術したモニター症例などを見せてもらってから手術を依頼されることをお勧めしています。
26歳、男性。男性乳輪縮小手術
症例経過:男性で乳輪が肥大して悩んでいた症例です。薄着になった時に、シャツから乳輪が透けて見えることが気になっていたようです。乳輪縮小手術を希望して仙台中央クリニックを受診していただきました。診察したところ、乳輪が拡大し、飛び出しているために、女性の乳輪に近い状態でした。乳輪の径を小さくして、飛び出した乳輪を平坦に修正しました。サイズが小さく、平坦な乳輪になりました。
症例解説:男性で乳輪が大きいために悩んでいる方は多いようです。治療できるのかどうかわからない、どこに行けばいいのか分からないと迷っている方もいらっしゃいます。美容外科の領域で、乳輪の治療は、症例数が少なく、特に男性症例は少ない為に、それに対応しているクリニックは一部に限られ、情報は限定されています。近年インターネットの発達により、各クリニックが情報開示できるようになり、情報量は少しずつ増加しつつありますが、未だ十分知られているとはいえず、誤解が多い治療法です。男性の乳輪縮小は、手術の難易度が高く、傷が目立ったり、大きさが元に戻ったりするデメリットがあるため、トラブルにならないように術前に執刀医から十分説明を受けて手術に臨む必要があります。