乳首にイボやポリープが出来ることがあります。他の部位のイボやポリープと比較してとても目立つために切除を希望される方が多くいらっしゃいます。治療はしたいけれど、どこのクリニックに行けばよいのか分からない、どこのクリニックが上手いのか分からないという理由から、独りで長期に悩まれる方もいらっしゃるようです。インターネット検索を繰り返して、仙台中央クリニックに、遠方から御来院いただくこともあります。
乳首のイボやポリープは少しずつ大きくなっていきます。サイズが大きくなればなるほど、傷も大きくなり、切除の難易度が高くなります。早めにご来院してもらうことで、傷も小さく、目立たないように治療できます。出来るだけ美容的な満足度を高めてもらうために、小さいうちに切除することを、お勧めしています。また、日に日に大きくなるようなイボやポリープは悪性腫瘍の可能性があります。悪性腫瘍の場合、のんびりしている余裕はありません。予定を繰り上げて御来院いただくことになります。
イボやポリープは完全に取らないと再発してしまうので、全摘手術が原則になります。しかし、乳首に傷がつく場合があるため、出来るだけ美容的に切除することを心がけて、ご本人と治療方針、切除範囲をよく相談してから手術を行います。
切除部位は美容外科的に縫合し、傷をできるだけ目立たないようにします。悪性腫瘍ではないことを確かめるために、切除した組織の病理学的検索を行うことがあります。
24歳、女性。乳首のイボ・ポリープ除去、線維性上皮性ポリープ
症例経過:数年前から左乳首にイボ、ポリープが出現し徐々に大きくなってきた症例です。美容的にみっともなくて人に見せられないということで、ポリープ除去を希望して仙台中央クリニックを受診していただきました。左乳首の内側に長さ10ミリ大のポリープを認め、美容外科的に切除しました。悪性の腫瘍を否定するために病理学的検査を行い、良性のポリープであることが分かりました。傷がほとんどわからないように治療出来て喜んでいただけました。
症例解説:乳首にイボやポリープが出来ることがあります。美容的に醜形をきたすために、治療を希望される方に御来院いただいています。どこのクリニックに行ったらいいのか分からないということから、だれにも相談できず長期に悩んでいる方もいらっしゃるようです。小さいうちに来院いただいた場合、ほとんど傷が分からないように切除可能であることが多く、早めに来院していただくことをお勧めしています。