膣縮小術は緩んだ膣を引き締める手術です。外観上、大きな膣口が小さくなりますので、美容目的で行う場合もあります。膣縮小術の多くは出産に伴う膣の緩みに対して行っていますが、未婚の方で膣縮小を希望される方もいらっしゃいます。
48歳、バツイチ。膣縮小術
出産後に離婚された症例です。離婚後、新しい彼氏ができたので過去に決別する意味で手術を決意し御来院いただきました。これまでの人生をリセットして、新たな人生に前向きに進みたいと希望されていました。出産時の会陰切開の傷により会陰部が開いて、膣が弛んでいました。会陰部の傷を修正して、更に膣括約筋を縫縮し、美容的にも機能的にも改善しました。
クリニックより:出産後の膣の変形に対して、膣を元通りにしたいということで膣縮小手術を希望される方が増えています。特に、離婚を経験されて新たな人生を見つけた方は、もう失敗したくないとけじめをつけるために行う場合があります。女性器の外観が良くなりますし、括約筋をしめる事で弛んだ膣が締まります。
44歳、既婚。膣縮小、会陰部傷修正
出産後、膣が変形して見た目が悪いのと、膣に亀裂が入るようになって、擦れて痛いということで御来院いただいた症例です。会陰部に損傷があり、出産時のものと考えられました。膣括約筋にも損傷が及んでおり、膣が緩くなっていました。膣の緩み及び美容的な変化に対して、膣縮小及び会陰部修正手術行いました。受診するときは、緊張されたようですが、膣が締まり、美容的に改善しました。膣縮小には精神的な緩和効果も期待できるようです。
クリニックより:出産後、女性器が変形して、もう女性でなくなったような気がすると訴えて来院される方がおられます。そのような方には膣縮小、会陰部美容的修正手術が有益です。膣の緩みや美容面が改善することにより、手術後は精神的にも楽になるようです。
35歳、既婚。膣縮小、会陰部修正
出産後、膣が緩み、お風呂で膣にお湯が入ってくるという症例です。出産時の会陰部裂傷が十分修正されておらず、それが膣の緩みの原因になっていると考えられました。会陰部粘膜を切除し、膣括約筋を縫縮しました。膣の緩みが改善し、お湯が入らなくなりました。
クリニックより:膣が緩んでお風呂でお湯が入るようになり、不快であるということで。御相談頂くことがあります。膣にお湯が入るということには、膣の緩みの為に膣の入り口が開いていることを意味しています。膣収縮手術により、膣括約筋を縫縮することにより、膣の緩みが改善することで、お湯が入り難くなります。
離婚した女性が男性と付き合う場合、特に相手が年下や初婚のだと、相手に気を使うことがあります。相手に対するエチケットや美容目的で膣縮小手術をされる方に来院いただいています。バツイチ女性が膣縮小手術を希望されるケースが増加しています。膣縮小手術後精神的にも改善することもあります。膣縮小手術が新たなステップを踏み出そうとする貴女の切掛けになってもらえれば幸いです。