35歳、男性。挙筋法失敗による他院修正手術
17年前に挙筋法で二重手術を行い、違和感が強く、その1年後に抜糸した症例です。抜糸した後も、違和感、頭痛、ゴロゴロ感、飛蚊症が続いたため、前医に相談するものの、「これ以上は無理。」と見放され、10年以上に渡り挙筋法失敗の症状に苦しんできたようです。今回、仙台中央クリニックが他院修正手術に力を入れているということを知り、修正を希望して受診していただきました。前回の手術のラインは、薄っすらと残っており、目が開き難く眉を上げて努力して目を見開いている状態でした。これらの所見から前回の挙筋法手術で不要な癒着が生じていると考えられ、癒着解除の手術を行いました。癒着解除後、二重のラインは安定し、目は良く開くようになり、違和感は改善しました。更に眉毛の位置が下がり表情が凛々しくなりました。
クリニックより：挙筋法は利点があるものの、欠点も多いために、手術する場合は、リスクを十分理解した上で手術することをお勧めします。不幸にも挙筋法で上手くいかず、抜糸した後でも症状が続く場合には、修正手術に精通した美容外科の名医にお願いする必要があります。

34歳、女性。挙筋法二重失敗他院修正手術
10年前に大手美容外科で挙筋法による二重整形を行った症例です。手術直後より目が開き難く、目の違和感があったようです。数カ月で二重のラインも取れてしまい、諦めていたのですが、今回修正を希望して、仙台中央クリニックを受診していただきました。目が開き辛く前回設定した二重の位置に浅いラインが付いている状態でした。本人にとって最適なラインを設定することで、目が開き易くなり違和感も消えました。
クリニックより：挙筋法は、上手く決まると目が大きく見える効果がある有益な二重の手術法です。その反面、目が開き辛くなった、目の大きさに左右差が生じた、目の奥に違和感を認めるようになった、すぐに戻ってしまったなど、副作用が有ることが知られています。修正手術は難渋する場合があるために注意が必要です。挙筋法を選択する場合は、挙筋法のリスクを理解してください。