切開する美容整形は腫れるという誤解
メスを使う美容整形は必ず腫れるので、長期に休みが必要だと誤解している方が多くいらっしゃいます。特に、二重切開法は、3か月から6か月は腫れると考えている方が多く、腫れたくないという思いから、強引にメスを使わない埋没法でラインを設定して不自然になり、修正を繰り返すケースもあるようです。しかし近年の美容外科技術の進歩により、切開を伴う美容整形で、腫れが少ない方法が開発され話題になっています。ダウンタイムが大幅に短縮され、切開を伴う治療が身近になりました。その為、短期休みを利用して、切開法により自分に適した美容整形を行いたいという方からの御相談をいただいています。
腫れない美容整形とは
メスを使う美容整形を希望している人は、潜在的にかなりの数にのぼると思います。しかし、その多くは、術後の腫れが気になる、休みが取れないなどの理由から、切開による美容整形に踏み切れないでいると思われます。本ページでは、現在の最先端技術により、メスを使っても、どこまで腫れないで美容整形ができるか説明したいと思います。当たり前のことですが、最新技術を用いても、術後の腫れをゼロにすることは出来ません。ここでいう「腫れない美容整形」とは、過去の美容整形と比較して、腫れが究極に少ないという意味を示しており、美容整形後、全く腫れがないという意味ではありません。その点、ご注意お願いします。
腫れない美容整形を目指して
これまでは、メスを使う美容整形は腫れて当たり前という風潮でしたが、最先端技術を用いれば、腫れを極少にして、手術を行うことができます。腫れない美容整形は、どのクリニックでも可能なわけではないので、施術可能な医師に依頼する必要があります。腫れるか、腫れないかは、美容整形の方法によるものではなく、医師の技術による問題であると認識することが必要です。同じ手術でも、上のランクと下のランクの医師では腫れ方が大きく違います。メスを使う美容整形でも、腫れないで行うことは可能です。腫れない美容整形を依頼される場合は、モニター写真により、術前術後の腫れを、継時的に確認した上で、手術に臨む必要があります。こんなはずではなかったとトラブルになる事態は避けてください。
腫れない美容整形のメリット
メスを使わない手術と、メスを使う手術を比較すると、メスを使う手術の出来栄えが圧倒的に優ります。しかし休めない方は、これまでメスを使う手術を諦めざるを得ないという状況が続いてきました。しかし腫れない美容整形が可能になり、仕事や学校の用事に左右されることなく、美容整形を受けることが可能になりました。腫れない美容整形は、わざわざ長期の休みを取る必要がなく、忙しくて休めないけれどワンランク上の美容整形を希望する人に適します。また休みの都合を考えずに、思いついたらすぐに手術することができますので、手術するか、止めるか、なかなか踏ん切りがつかない場合にもいいかもしれません。
腫れない美容整形のデメリットやリスク(稀なものを含む)
- 内出血を認めることがあります。
- 細菌感染を合併することがあります。
- 不自然な形になることがあります。
- 知覚障害を伴うことがあります。
24歳、女性。腫れない美容整形、腫れない切開法、腫れない目頭切開
症例経過:重い一重で悩んでいた症例です。切開法による美容整形を希望していましたが、手術後の腫れやダウンタイムが気になり、手術を躊躇っていました。美容外科技術の進歩により、腫れない美容整形が受けられるようになったことを知り、仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、開眼状態が不良で、目と眉の距離が開大していました。また目が離れており、幼稚に見えました。目と眉の距離を縮め、更に目の離れた状態を改善させることで、大人っぽい美人顔を作製しました。
症例解説:大人っぽく上品な美人顔を作るためには、切開を伴う美容整形が必要ですが、腫れが長期に及び、ダウンタイムが長くなるため、躊躇う方が多かったようです。ダウンタイムが長くなることを嫌い、不十分な治療を行い、結果に不満を抱く方もいらっしゃいました。近年、美容外科技術の進歩により、腫れない美容整形が開発され、話題になっています。これまでダウンタイムが3か月から6か月間必要であった切開を伴う美容整形においてもダウンタイムが大幅に短縮され、短期の休みを利用し、受けることが可能になりました。自分に適した治療を行うことで、術後の高い満足度が得られます。腫れない美容整形は、細菌感染を合併するデメリットやリスクを認めることがあります。術前に十分説明を受けてください。
24歳、男性。腫れない美容整形、腫れない切開法、腫れない目頭切開
症例経過:目つきが悪くいつも不機嫌に見えるので美容整形を希望された症例です。出来るだけ腫れないで効果のある美容整形を希望されました。診察したところ、開眼が不良で目が小さいために、人を睨んでいるようで、人相が悪く見えました。出来るだけ優しい表情を出し、尚且つメスを使っても腫れないように整形するために、腫れない切開法と、腫れない目頭切開を選択しました。アーモンド形で温かみのある目を作製し、やんちゃな感じから好青年的表情になりました。家族にも好評で喜んでいただけました。
症例解説:メスを使わないプチ整形に関しては、多くのクリニックで、腫れないで手術が可能ですが、これまでメスを使う手術に関しては、腫れが長期に続く状況が続いてきました。しかし近年メスを使う場合でも、最新技術を用いて腫れない美容整形を行えば、術後の腫れを極少にすることが出来るようになりました。症例写真を見ていただけると明らかですが、手術直後は多少の腫れが認められます。しかし、術後7日目になると腫れは軽減してほとんど完成形に近づいています。術後14日目には、目がパッチリ開いて完成形となったことがお分かり頂けると思います。腫れない美容整形は、休めないという方にご好評をいただいています。もちろん手術の種類にもよりますが、これまでは何週間も休んで、美容整形に対して準備をしなければいけなかったのに、土日の短期休みを利用して手術される方も増えてきています。腫れない美容整形は、不自然な状態になるデメリットやリスクを認めることがあります。術前に十分説明を受けてください。
35歳、女性。腫れない美容整形、腫れない切開法二重、腫れない目頭切開
症例経過:15年前に大手美容外科で、二重埋没法を行ったものの希望と違ったので再手術を望んでいましたが、チャンスが無かったという症例です。今回、出来るだけ腫れないで美容整形をしたいということで仙台中央クリニックを受診していただきました。診察したところ、二重のラインは付いているものの、開眼不良であり、陰気な印象を受けました。目を大きく開き、更に横方向にも広げることで、印象の良いパッチリ目を作製しました。魅力的な美人顔になりました。
症例解説:美容整形を希望されている方は、これまで腫れている間、長期間引き籠らなければいけないという大きな壁を乗り越える必要がありました。鼻や顎などの整形は、術後マスクで隠すことができますが、目の整形は、隠すことが困難であるために腫れない美容整形の確立が待ち望まれていました。近年、美容外科技術の進歩により、ほとんど腫れないで手術ができるようになりました。もちろん腫れを全くゼロにすることは出来ませんが、これまでの美容整形に比較すると、腫れませんので長期間引き籠る必要はありません。パッチリ目の作製や眼瞼下垂治療に応用され、忙しくて休めないという方に人気があります。症例写真をご覧いただくと明らかな様に、直後から腫れが少なく、1週間でほとんど完成の状態に近づいています。2週間目には目がパッチリ開いて自然な状態になっています。腫れない美容整形は、知覚障害を合併するデメリットやリスクを認めることがあります。術前に十分説明を受けてください。