男性陥没乳頭とは、男性で乳首が乳房に引き込まれて埋没するために、美容的に醜形をきたす状態です。乳首が乳房に埋まりこんで窪むので、カッコ悪くて上半身裸になれない、海やプールに行けないなど、お悩みは大きいようです。仙台中央クリニックでは男性陥没乳頭修正をお引き受けしています。
男性の陥没乳頭は、女性の陥没乳頭と同じように、修正が可能です。男性の陥没乳頭の場合は、授乳機能を確保する必要な無く、美容的な面に主眼を置いた治療になります。そのため出来るだけ自然な状態で乳頭の陥没を改善させる必要があります。また、出来るだけ傷が目立たないように、治療を行う必要があります。陥没乳頭は改善されたが、乳頭が不自然になって、美容的目的が達成されていないという事の無い様に治療計画を立ててください。
男性の陥没乳頭を手掛けているクリニックは、非常に少数であり、「どこに行ったら良いか分からない。」と言われる方も多いようです。男性の乳頭は小さく手術操作には困難を伴い、そのため男性の陥没乳頭の手術は、難易度の高い治療になります。他院で相談したけれど、「うちではやっていない。」と引き受けてもらえなかった、「さほど目立たないので治療の必要はありません。」と断られたと、いう事も多いようです。遠方から御来院いただくこともあり、遠方から受診される方の為に、出来るだけ通院回数を減らす工夫をしています。
31歳、男性。男性陥没乳頭
症例経過:右の乳首は通常の形をしていましたが、左の乳首が乳房内に引き込まれて、陥没していた症例です。乳頭の形が左右で異なるために、カッコ悪くて上半身裸になれない、海やプールに行けないと、悩んでいらっしゃいました。他院に相談しましたが、男性の陥没乳頭はやってないということで、仙台中央クリニックに御来院いただきました。診察したところ、左乳管束周囲に瘢痕組織が形成され、それが収縮したために乳頭が陥没していると考えられました。美容面でのお悩みが強く、男性の陥没乳頭修正術をお引き受けしました。手術後は、左の乳首が突出し、左右差が無くなって、見た目が改善しました。これで海やプールに行ける、と喜んでいただけました。
症例解説:男性の場合でも、乳頭内部には乳腺で生産した乳汁を運ぶための乳管があります。乳管束の周囲の組織が瘢痕化し引きつれることにより、乳頭が乳輪皮膚に陥没し、陥没乳頭が起こります。乳管束と瘢痕組織の癒着を剥がすことにより、引き込む力を弱めて、乳頭を突出させることができます。男性の場合は、女性と比較して乳頭が小さいために、乳頭が扱い難く、手術操作の難易度が上がります。男性陥没乳頭の修正は、美容目的に主眼を置かれているために、術後乳頭の形が変形しないよう、美容的に気を付ける必要があります。また男性陥没乳頭は、治療を引き受けてくれるクリニックが少なく、クリニック探しに苦労することがあります。