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黒子の除去は仙台中央クリニックにお任せ下さい
黒子とはメラニンと呼ばれる色素をつくるメラノサイトという細胞が変化してできる良性腫瘍です。医学的には色素性母斑、母斑細胞母斑と呼ばれます。黒子の数や場所によって顔の印象を損なうことがあり、黒子の除去を希望される方が多くいらっしゃいます。
黒子は、表皮の最下層の基底層にあるメラニン色素を産生するメラノサイトが、周囲よりも高い密度で集まってできた母斑の一種です。医学的な分類としては良性腫瘍になります。メラノサイトが重層化して、皮膚の奥深くまで達するものもあります。表皮に留まっているのは、シミとの区別が難しく、顕微鏡での検査が必要になります。
黒子は、成長過程において色素細胞になりきれなかった母斑細胞という細胞が、増殖することで生じます。生まれたときに既に認められるものもあれば、成長する途中で新たに出来てくるものもあります。
一般に、黒子は誰にでも生じるありふれた皮膚の特徴です。しかし、年齢とともに大きくなったり、数が増えたりすることもあり、病気の可能性などを心配する方もいます。黒子の発生原因は不明で、増える原因も分かっていません。しかし、親に黒子が多いと子どもにも黒子が増えやすい傾向があることや、大量の紫外線を受けると黒子が増えやすくなることが知られており、遺伝や日光による紫外線の刺激との関連性があると考えられています。また、女性の場合、妊娠中などは女性ホルモンの変動に応じて黒子が増えたり、色が変化したりすることがあることから、女性ホルモンも影響している可能性があるといわれています。