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鼻中隔延長手術の質問は仙台中央クリニックへ

鼻中隔延長手術について
教えてください

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鼻中隔延長手術について教えてください

鼻中隔延長術は、短い鼻や上を向いた鼻先を、前下方に伸ばす手術です。鼻中隔延長術により鼻先だけではなく、鼻柱と呼ばれる部分も下に向かって伸ばすことができます。鼻橋部切開により、鼻をめくりあげて、採取した鼻中隔軟骨や耳介軟骨、肋軟骨を2枚重ねにして、鼻中隔の上に固定します。短く上を向いたブタ鼻の方に喜ばれる手術です。
仙台中央クリニックでは、鼻中隔延長手術を正確に理解してもらうために質問を受け付けております。よくある質問をQ&Aコーナーに掲載させていただきました。

Q&A

鼻の穴が上を向いたブタ鼻が気になります

20歳代、女性
短く、やや上向きの鼻が気になります。言ってみればブタ鼻です。鼻先を下げて、鼻を長く見せることは可能ですか。どのような治療になりますか。

短く上向きの鼻の鼻先を下げて、鼻を長く見せたいという方には、鼻中隔延長術が適応します。両側の鼻孔周囲と鼻橋部の切開を行い、鼻の皮をめくり上げる様にして行います。この方法をオープン法と言います。鼻中隔軟骨先端部に、採取した耳介軟骨、肋軟骨、鼻中隔軟骨を2枚重ねにして固定します。数日間腫れますのでマスクを着用していただくことになります。腫れが引くと鼻先が前下方に移動し、長く下を向いた鼻が得られます。

鼻中隔延長の限界を教えて下さい

30歳代、女性
上向きの鼻を治したいと思い、鼻中隔延長手術を希望しています。自分の希望通り下向きにしたいのですが、一般的にどこまで下方向に伸ばせるのでしょうか。限界はありますか。

鼻中隔延長でどこまで鼻を下向きに出来るかを知る方法がありますので簡単に説明します。両側の鼻の穴に指を軽く入れて鼻橋部分をつまみ下方向に引っ張ってみてください。数ミリ鼻橋が下がると思います。下がった部分まで鼻先を下降させることが出来ます。一般的に４～５ミリ程度と考えられています。物差しの上で４～５ミリと言えば極僅かですか、実際の顔でそれだけ下がると大きな変化を実感することが出来ます。個人差があると思いますので、御希望の方は診察を受けてみてください。

鼻中隔延長の術後トラブルについて教えて下さい

30歳代、女性
鼻先が上を向いたブタ鼻です。とても気になるので鼻中隔延長手術を希望しています。鼻中隔延長には、鼻が曲がることがあるなど、術後トラブルが多いと書いてあるのを読んで心配になりました。実際のところ鼻中隔延長のトラブルはありますか。鼻中隔延長のリスクを教えて下さい。

鼻中隔延長術後、数年して鼻が曲がってきた、鼻の穴の形が変形してきた、鼻の穴の形に左右差がみられるなどのトラブルが知られています。ただしこのようなトラブルは、鼻中隔延長を行った人すべてに起こるわけでは無く、無理な矯正や、稚拙な手術手技に起因すると考えられます。鼻中隔延長は比較的難易度の高い手術であり、手術をお願いする場合は、経験豊富な先生に依頼する必要があります。

鼻中隔延長手術のリスクや注意事項について教えてください

鼻中隔延長手術とは、上に向いた鼻を前に出し、鼻先を下げる手術です。難易度が高い手術であり、リスクやデメリットを知る必要があります。鼻中隔延長手術のリスクやデメリットを記載しました。鼻中隔延長手術に、臨む際には、デメリットやリスクを十分ご理解いただきたくお願いします。

鼻中隔延長後、鼻がグラグラすることがあります

鼻中隔軟骨を広く除去した場合、鼻が支持性を失い、グラグラ動くことがあります。支持性を強化する鼻中隔固定手術が必要になります。

鼻中隔延長手術後、数年経過して鼻が曲がってくることがあります

鼻を大きく下向きに延長させた場合、上向きの力がかかり、鼻が曲がってくることがあります。癒着を解除したのちに、鼻の曲がりを回復させる手術が必要になります。

鼻中隔延長手術後、後戻りして、効果がなくなることがあります

術後、後戻りして、効果が無くなってくるケースが報告されています。再手術を行い、鼻中隔の再延長手術が必要になります。

鼻中隔延長は難易度の高い手術です

鼻中隔延長手術は難易度の高い手術であり、情報が限定されています。特に再手術は難易度が高くなりますので、一度で手術を決めることが出来るよう、十分に情報収集をした後に手術に臨んでください。

鼻中隔延長症例写真

鼻中隔延長手術

46歳　女性。鼻中隔延長手術
症例経過：鼻の形が悪く、どこをどう直したら良いのか分からず、アドバイスを求めて、仙台中央クリニックを受診していただいた症例です。診察したところ、鼻根が低く、鼻橋が引っ込んでいて、鼻尖が上を向いている、いわゆる豚鼻の状態でした。鼻中隔延長手術により、鼻橋を出して鼻尖を下方に移動することが有益であると考えられました。鼻中隔延長により、鼻柱が出て、鼻尖を下げることにより、鼻の上下幅が長くなり、鼻の形が改善されました。鼻と顔のバランスが取れて、顔の印象が良くなりました。
症例解説：鼻橋が引っ込んでいて、鼻尖が上がっている状態を、豚鼻ということがあります。豚鼻の状態だと、鼻の形が悪く、顔全体の印象が悪くなります。どこをどのように直せばいいのかわからないということで御相談いただきます。鼻中隔延長手術で鼻橋を出し、鼻尖を下げることで、鼻の下が短く、鼻の穴が見え難くなります。また鼻尖を下げることにより、鼻の上下幅が広くなるために、顔全体の印象がぐっと引き締まります。鼻中隔延長手術は、いろいろの方法があり、手技によっては、術後暫くして鼻が曲がるなどのトラブルが報告されています。術前十分に説明を受けてから手術を依頼してください。