乳頭縮小は多くのクリニックで行われていますが、希望通りに行われず、後遺症に悩み、やり直しを望まれる方がいらっしゃいます。仙台中央クリニックでは、もう少し小さくしたい、切りすぎた、形がおかしい、傷が気になるなど、乳頭縮小の後遺症についての質問を受け付けています。よくある質問はサイト内に掲載しました。
乳頭縮小後の後遺症に悩む方から御相談をいただくことがあります。乳頭縮小手術後、大きさが変わっていない、傷が目立つ、乳首の形が不整形になってしまった、などの理由でやり直しをしたいという方もいらっしゃいます。本症例のように、切りすぎて埋まっているという後遺症は、最も治療が難しいものになります。切り足りないということであれば追加切除すれば良いので簡単ですが、切りすぎた場合は、簡単にくっ付けるということが出来ないからです。やり直しが可能かどうかは診察してから判断させていただくことになりますが、ご本人が治療を強く望まれるケースでは、多くの場合でやり直しをお引き受けしています。諦めず御来院いただきたいと思います。
乳頭縮小後、傷の後遺症に悩む方が多くいらっしゃるようです。傷は簡単に治る場合と、難渋する場合がありますので、簡単に返答はできませんが、仙台中央クリニックでは多くの場合で傷の修正をお引き受けしています。他院で断られた傷を目立たなくした実績がありますので、一度御来院していただき、診察されてもらうことになります。
38歳 女性。他院修正、乳頭縮小手術失敗、乳首縮小再手術
症例経過:出産後、乳首が大きくなり、他院で乳頭縮小術を行った症例です。しかし乳頭が小さくなりすぎて、バストに埋もれたような状況になったために、乳頭縮小の他院修正を希望して、県外から仙台中央クリニックを受診していただきました。診察したところ、乳頭は縮小されているものの、過修正されており、小さくなりすぎて、乳房に埋もれていました。埋もれた乳首を引き出して、乳頭の通常の形を作りました。
症例解説:乳頭縮小は、多くのクリニックで行われていますが、目や鼻などの美容外科領域と比較し、症例数が少ないため、乳頭縮小手術に対して経験の少ない医師もいるようです。乳頭縮小手術後、大きさが変わっていない、乳首が小さくなり過ぎた、バストに乳首が埋まってしまった、傷が気になる、乳首の大きさに左右差があるなどの、乳頭縮小の後遺症に悩むからの御相談が増加しています。乳頭縮小手術に先立ち、十分説明を聞いて、こんなはずじゃなかったというトラブルにならないよう御注意いただきたいと思います