裏留め埋没法は、まぶたの裏から糸を通し、二重を作る埋没法です。瞼の表面に傷が出来ない、腫れが少ないなどのメリットがあります。しかし裏から糸を通すために操作が煩雑になり、ライン幅が広すぎる、幅広ラインで不自然に見えるということが起こりえます。術直後の腫れのために幅広ラインになったのであれば、術後の腫れが軽減すると、幅はせまくなります。しかし留めた位置が広すぎる場合には、様子を見ていても幅広が改善されず、再手術が必要になります。幅広ラインを狭くする手術は、技術的には可能ですが、難易度が高くなるので注意が必要です。

1か月経過した時点で、ラインが目頭側まで出ていることから考えると、今後幅が狭くなる可能性は低いと思います。ラインは綺麗に出ていて左右差がないので、現在の状況を受け入れられることならば、特に追加処置をせず、経過を見られるのが良いと思います。しかし、かなりショックで現在の状況を受け入れられない、希望を諦めきれないということなら、早めに再手術を検討するのが良いと思います。長期間様子を見ていると、癒着が進行し、幅広ラインが残ってしまうことがあるので、修正を決意したのならば、早めに修正を行うことがお勧めです。
2回目の埋没法は、幅が広くなりやすい傾向があること、今回の手術からもう既に1か月を経過していることを併せて考えると、今後二重幅が狭くなる可能性は低いです。経過観察で改善する可能性はゼロではありませんので、もう少し待つことが出来るのであれば、待ってみるのも一つの方法です。しかし現在の時点でショックが大きいということであれば。再手術を検討されるのが良いと思います。
少しずつ幅の太さが落ち着いてきている場合には、自然に希望の幅になる可能性があるので、もう少し待つのが良いと思います。しかし幅の太さが変わらないというのであれば注意が必要です。裏から留める埋没法は、通常の埋没法と比較して腫れが少ないことが知られています。現在術後20日を経過しており、腫れはほとんど引いている状態でかなりラインが幅が広いとなると、このまま経過を見ていても改善しない可能性が高いです。再手術を検討されることをお勧めします。
22歳、女性。目力アップ手術
症例経過:眠そうな小さな目が気になっていた症例です。印象の良い目になりたくて、仙台中央クリニックを受診していただきました。目が重く開きが悪いので、非切開式目力アップ手術で、目力のあるパッチリ目にしました。表情が明るくなり、快活な印象になりました。
症例解説:眠そうな目で活気が無いと言われる方や、目が開きづらく表情が暗い方には目力アップ手術が効果的です。目力がアップしたパッチリ目になり、印象が良くなります。目力アップ手術は基本的に、切開式ですが、切りたくないという方に、仙台中央クリニックでは、切らない目力アップ手術をご案内しています。忙しいので休めない、切りたくないという場合に選択可能です。二重整形は左右差のリスクがあります。