二重整形後、多少腫れるのは致し方ありませんが、目が開かない、腫れがなかなか減らない、頭痛や吐き気を伴うなどの場合は、修正を要すことが有ります。修正をするためには一度抜糸をする必要が有ります。
埋没3点留め後、眠そうに見えることが有ります。幅広のラインを設定した場合に多く認められます。ライン幅の限界を超えていると考えられる場合には、幅の再調整を要します。
埋没3点留めのライン設定を誤ると、目が重く、黒目が小さくなります。パッチリ目になりたいと希望したのに、それとは逆の顔貌になり、何で整形をしたのか分からないという方もいらっしゃいます。再度ラインの調整が必要になります。
数年前に埋没3点留めを行ったということであれば、既に腫れや浮腫みは落ち着いているはずなので、今後自然に変化することはありません。二重のライン調整が必要になります。もしラインが取れかけているのであれば再埋没が有効です。完全に埋没が取れていない状態でも再手術は可能です。ラインを狭くしたいということであれば、前回の糸を抜糸する必要が有ります。目のバランスが悪いという理由は詳しく診察しなければ分かりません。他院修正を多く扱っている医師に相談するのが良いと思います。
限界を超えた幅広二重を作ると目が重くなることが有ります。本症例では左側の埋没の固定が太すぎるのではないかと思います。前回の糸を解除して、狭いラインを作製するのが良いと思います。長期間放置して現在のラインが固定すると、抜糸しただけではラインが解除できないことが有ります。その場合には切開法により癒着の除去が必要になります。
21歳、女性。自然な二重
症例経過:長期にアイプチをして上まぶたが荒れてきた症例です。アイプチは限界と思い、二重整形を希望され、仙台中央クリニックを受診しました。診察したところ、上まぶたは伸びて、複数の皺が付いている状態でした。アイプチラインで固定し、自然な二重を作り表情が明るくなりました。
症例解説:今までのアイプチラインで二重を作ることで、見た目が変わらず、アイプチの手間をなくし、皮膚炎を改善させることが出来ます。自然な二重を作ることで、プールや温泉にも行けるようになり、行動の幅が広がります。二重埋没法は食い込みが強くなるリスクが有ります。