猫っ毛は髪の毛1本1本が細く柔らかい髪の毛のことを指します。 柔らかくふんわりした質感と控えめな髪のボリュームが特徴です。猫っ毛は、太い髪の毛に比べ、ボリュームが少なく、抜け毛が増えると薄毛が目立ち易くなります。
猫っ毛は髪の毛1本1本が細いため地肌が見え易いことが特徴です。毛量があっても髪の毛が細いことで、髪の量に関わらず全体的に薄毛な感じがしてしまいます。特に汗をかいた時に、頭頂部や分け目が透けやすく、地肌が目立つことがあります。
猫っ毛は、髪の毛が細いせいでヘアスタイルが決まり難く、思ったようにアレンジしたくてもヘアスタイルが限られてしまいます。また、猫っ毛は薄毛が目立つので、薄毛の程度が軽いにもかかわらず、重症見えることがあります。
猫っ毛は普段からペタっとした髪質ですが、湿気を吸収してしまうと、更にペタッとして見えます。水分を吸収することで、髪全体のボリュームも下がってしまい、元々細い髪の毛がペチャンコになり、更なるボリュームダウンを引き起こします。薄毛がある場合は、髪のボリュームアップが難しくなるため、早めに薄毛治療を行うことが必要です。
38歳、男性。前髪が薄い、ハーグ療法
症例経過:前髪が薄くなりヘアスタイルが作れなくなった症例です。汗をかいた時は、地肌が透け、常に周囲の目が気になるようになり、仙台中央クリニックに来院されました。髪の毛は細く短い産毛状で、前頭部から頭頂部にまで薄毛の進行が見られました。前髪の薄毛に対しても発毛効果が期待できるハーグ療法を行いました。髪の毛が太くなり、前髪の薄毛が改善されました。
症例解説:前髪の薄毛を気にして、温泉やプールに行けなくなってしまった、ヘアスタイルを考えることが苦痛になってしまったなど、生活が制限されてしまうようになった方から御相談をいただいています。薄毛は遺伝だからと諦める方もいらっしゃいますが、きちんと対策をすれば治る可能性は十分にあります。ハーグ療法は、頭皮に毛母細胞が存在している限り、髪の毛を太く育てて元のボリュームを取り戻す効果があります。注射する際に痛みを伴うデメリットがあります。