眼瞼下垂の失敗と再手術の名医探しは仙台中央クリニックへどうぞ
眼瞼下垂の失敗と修正再手術
眼瞼下垂手術の失敗による修正手術が増加しています。眼瞼下垂はコンタクトレンズの使用や老化などで発症します。コンタクトレンズを使用する人が増えたことと、高齢者人口が増えたことから眼瞼下垂を呈する方が増え、手術総数が増えたことや、今まで眼瞼下垂の手術を行っていなかった施設が手術を手掛けるようになったことが失敗例の増加に繋がっていると考えられます。
眼瞼下垂の手術は経験ある医師が行えば劇的な効果があるすばらしい方法なのですが、経験の少ない医師が行うと悲惨な結果になる場合があります。手術後左右の目の大きさが合わない、過剰に開きすぎてびっくり目になっている、手術したのに目の開き具合が変わらない、ラインが太すぎる、などの訴えによりご相談いただいています。眼瞼下垂手術は、再手術が難しく、引き受けてくれる先生が少ない為に、「手術後すぐには再手術できません。」、「もう少し様子を見た方が良いでしょう。」、「最初の状況を考えるとこれが限界です。」と言われ、やんわりと断られることもあるようです。
最近当院へ東北全域はもとより、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県などの首都圏や名古屋、大阪から、眼瞼下垂失敗修正のお問い合わせが急増しています。飛行機で来院される方もいらっしゃいます。近所の先生に修正手術をやってもらえず、遠方にまで足を延ばしているものと考えられます。
今回、当院の院長が執刀した眼瞼下垂失敗症例に対する修正手術を、患者様の協力により提示させていただきたく思います。眼瞼下垂の失敗例は、難易度の高い手術になりますので修正はしないに 越したことはありません。しかし、どうしても修正したいという御希望があれば、当院はできるだけお引き受けするようにしています。東北全域、東京、神奈川、千葉、埼玉など首都圏の患者様、名古屋、大阪、福岡からの御来院も歓迎いたします。
眼瞼下垂の手術が増加 / 眼瞼下垂の修正手術が急増 / 医師の技量を見抜く力 / 広告や宣伝を信じて失敗 / 保険診療で失敗 / 最初に受診した所で失敗 / 綺麗なクリニックだから大丈夫と思い失敗 / 眼瞼下垂手術成功の秘訣 / 眼瞼下垂に関するQ&A
眼瞼下垂の手術が増加
眼瞼下垂とは眼瞼挙筋という上まぶたを持ち上げる筋肉の力が弱まることが原因で、目が開き難くなる疾患です。コンタクトレンズの長期使用、ものもらい等の上まぶたの疾患、加齢などで起こると考えられています。最近、コンタクト使用者が増えた事や高齢化の影響で症例自体が増加し、さらにテレビの情報番組で取り上げられた為に、手術が急増しました。眼瞼下垂に対して、一般的に眼瞼挙筋の短縮手術が行われています。眼瞼下垂の手術が上手くいった場合、手術直後から目が開いて視界が開けます。手術後悩んでいた肩こりや眼精疲労が改善し喜ばれます。
眼瞼下垂の修正手術が急増
眼瞼下垂症例が増加したことにより、形成外科、美容外科、眼科など、多くのクリニックで眼瞼下垂を手掛けるようになりました。しかし、眼瞼下垂手術のトレーニングを受けた医師が少ないことや、もともと眼瞼下垂の手術は目が開けば良いという考え方により行われており、美容的な面まで気を配って手術をしてくれる医師は、更に少ない為に、眼瞼下垂の修正手術が急増しています。修正手術は初回手術で生じた眼瞼挙筋筋膜の癒着を剥がし、眼裂の左右差を合わせ、正常な位置に筋膜を固定する必要があることから、高い技術と労力を要します。美容外科の修正手術を多数手掛ける医師でさえ、できれば眼瞼下垂の修正術は避けたいというのが、本音であると思います。そのためにはある程度高い技術を持った医師に 、眼瞼下垂の手術をお願いする必要があります。今回、当院で眼瞼下垂の修正手術を行った方々の協力により写真を供覧させていただくことが可能となりました。以下に症例提示いたします。
医師の技量を見抜く力が大切
美容外科医全体が地道に努力し、眼瞼下垂手術、挙筋短縮法、挙筋腱膜前転法に対応する高い技術を身につけなければならないと言うのは当たり前のことですが、それだけでは再手術は無くならないでしょう。今後は患者様の側にも、手術をあまりやったことのない医師を見抜く洞察力をつける、即ち医師の技術が上のランクか、下のランクかを見抜く力をつけていただくことが必要となってくると思います。どうしたら再手術を行わないで済むか、一度で自分の希望の目を手に入れることができるかということも、できるだけ示したいと思います。
眼瞼下垂手術のデメリットやリスク(稀なものを含む)
- 腫れが継続することが有ります。
- 経過に左右差を認めることが有ります。
- 二重幅に左右差を認めることが有ります。
- 細菌感染を伴うことが有ります。
- 内出血を認めることが有ります。
- 黒目の大きさに左右差を生じることが有ります。
- ビックリ目になることが有ります。
- 眠そうな目になることが有ります。
- 頭痛や眼精疲労、目の奥の痛みを生じることが有ります。
- 傷が目立つことが有ります。
モニター症例
広告や宣伝、噂を信じて手術をしてもらったが、上手くいかなかった
「テレビに出ている先生だったから行ってみたのに、上手くいきませんでした。」、「友達が通っているクリニックの先生で、優しいと聞いたから手術をお願いしたのに上手くいかなかった。」などと訴え修正手術を希望されて受診される方がおられます。 テレビや広告の影響は非常に大きく、思い込みで手術してしまうケースが多いようです。TVや雑誌で大きく宣伝していると、このクリニックは間違いないと思いがちですが、宣伝の大きさとそのクリニックの実力は全く別物です。注意する必要があります。
また知り合いに「そこのクリニックは評判良いよ。」と聞くと、絶対大丈夫と誤解してしまいます。その知り合いの方も、同じような手術をしたのならともかく、全くほかのことでそのクリニックを受診し、ただ対応が良かったからというのであれば、きちんと手術してくれるとは言い切れません。「友達が脱毛で通っているクリニックの先生がとても優しいというので眼瞼下垂の手術をしてもらいました。しかし手術は上手くいかずとてもアンバランスな目になりました。」というパターンの来院が増加しています。友達から紹介してもらうならば、そのクリニックで眼瞼下垂の手術をやった友達から情報を得る必要があります。
保険診療の病院で手術をやりうまくいかなかった
保険診療のクリニックは自由診療のクリニックに比べ、格安料金で手術をしており、患者様が比較的安易な気持ちで手術を受けられる場合があるようです。ただし保険手術の場合、上眼瞼が視野に被さらなくなり視野が確保されるということを目標としていますので、場合によっては美容面にまで気を配ってもらえないこともあります。目の大きさに左右差が出た、眼瞼下垂の症状が改善しなかったなど、希望に沿わず、不満が残る場合があることにご注意ください。保険で失敗した方は「保険で安く済ませようと思ったらこんなになってしまいました。このままでは嫌なので治りますか。」と来院されることがあります。保険で眼瞼下垂の手術を受ける場合は、美容面をどれだけ考慮して手術してもらえるか、今までの手術実績を見せてもらった上で眼瞼下垂の手術を受けることが大切です。
最初に受診したクリニックで言われるままに手術してしまった
最初に受診したクリニックで言われるままに手術しましたが、上手くいきませんでした、と言う方も多数御来院いただきます。良く分からない状態で受診して、難しい説明を受けると、なんとなく納得してしまうということもあるようです。良く分からない状態で手術してしまうことは避けてください。最初に行ったクリニックで優しくしてもらったので断れなかった、信じてしまったということは禁物です。手術が成功するか否か自分の責任もあると心得てください。自分でも十分勉強し、医師の技術を見抜く力を養ってください。手術する時には内容をよく理解し、技術の高い医師にお願いする必要があるでしょう。
綺麗なクリニックだから大丈夫と思い失敗してしまった
豪華なクリニックなので圧倒されて、間違いはないと信じた余り手術の話を聞かないで、手術をお願いしてしまった、という方も多いようです。内装が豪華だと、技術も上だと信じてしまいがちですが、実際はそうでないこともあります。貧弱なクリニックより綺麗で豪華な方が信頼できそうと思う気持ちはよくわかります。しかし希望通りになりたいということであれば、クリニックを受診した時は手術に関するお話をよく聞いて、担当医が自分の希望通りに手術してもらえるか否かを判断し、内装のみにとらわれることなく手術をお願いするのが良いでしょう。
57歳、女性。眼瞼下垂の他院修正手術
症例経過:年齢と共に目が下がってきて、1年前に他院美容外科で眼瞼下垂手術を行った症例です。大きく宣伝している綺麗なクリニックだったので、間違いないと思い、そのクリニックに手術をお願いしました。しかし手術した後も開眼状態は変わらず、表情に変化なく、目の下がりは改善されない為に悩んだ挙句、当院を受診していただきました。診察したところ、上まぶたの挙上が不良で、上まぶたが視野に被さっており、睨むような表情が特徴的でした。以上の症状を改善させる為に、当院において眼瞼下垂の修正手術を行いました。挙筋短縮量を増やして、目が開くように調整しました。目を開けるのが楽になり、表情が豊かな印象の良い目になりました。
症例解説:美容外科のクリニックには豪華なクリニックが多々あります。綺麗なクリニックだと内装や雰囲気に圧倒されて、手術の話をあまり聞かずに手術をお願いし、失敗するケースがあるようです。当たり前のことですが、クリニックの内装の豪華さと技術力に相関関係は有りません。豪華なクリニックでも、上手いところもあり、そうでないところもありますし、貧弱なクリニックでも上手いところと、そうでもないところがあります。貧弱なクリニックと豪華なクリニックを比較すると豪華な方が良いでしょう。しかし手術を受ける前には、必ずそのクリニックの技術力の確認をしてください。受診した時は、担当医の話をよく聞いて、担当医の技術力を確認した後に手術をお願いする必要があります。眼瞼下垂手術は、頭痛や眼精疲労のリスクが有ります。
眼瞼下垂手術成功の秘訣
最近、眼瞼下垂の手術が増えています。コンタクトをつける方が増えたためと、老人人口が増えたためと思われます。更にテレビの情報番組で特集が報道され、眼瞼下垂に対する啓蒙が進み手術を希望する方が増えたと考えられています。それに伴い、眼瞼下垂の修正手術も激増しており注意する必要があります。眼瞼下垂の失敗再手術は本当に難しく神経を使うために、1度できっちり決めてほしいと願っています。美容整形で失敗しないために、眼瞼下垂手術の成功の秘訣を列記しておきます。
手術をする前に執刀医の実績をよく知る
実績を知るといっても、その先生の職務経歴を知るということではありません。大病院の先生が必ずしも手術がうまいとは限りません。修正のために来院される方の中には、「○○病院の先生だから安心だと思った。」といわれる方が多数おられます。経歴と手術の腕前は、一致しません。注意してください。それならどうすればよいのでしょうか。手術する前に必ず執刀医の手術した症例写真を見せてもらってください。実績のある先生は、出来栄えの良いモニター写真を数多く所有しています。出来るだけ多くの写真を見せてもらってください。どんどん写真が出てくるようであれば、かなり上のランクの先生であると思います。手術が上手くいき、喜んでもらうと、「自分と同じような症状の方に、自分の写真を見せてください」と言われることが多く、モニター写真はどんどん増えていきます。写真は手術の腕を正確に反映します。手術するのは写真を見てからでも遅くはありません。修正に来られる患者さんは、言葉で手術の説明をされたが、写真は見せてもらっていないといわれる方が多いようです。
おかしいと思ったら他の先生の意見も聞く
何人もの先生に診てもらうより、一人の先生にお世話になる方が治療の継続性から考え、良いことは確かです。しかし一人の先生にお任せしたばかりに、上手くいかないケースも有ります。「手術が上手くいかなかったので、手術した先生に相談したところ、6か月して腫れが引かないと、再手術できないといわれ、6か月してもう一度受診したら、結局これ以上は無理と言われ何もしてもらえなかった。」と言われる方がおられます。眼瞼下垂の再手術は治療のベストポイントがあり、手術してから2週間以内でも再手術をご案内する場合が、多数あります。全例において腫れが引くまで様子を見るのは修正のベストポイントを逃すことになり得策ではありません。このまま放置していても治らないのではないか、手術後の経過がなんとなくおかしい、など感じたら眼瞼下垂の失敗修正を多く手掛けている先生の意見を聞いてみるのが良いと思います。
無料で再手術はよく考えてから
「手術がうまくいかなかったので、もう一度無料でやってもらえるといわれ、再手術してもらったが、結局再手術も上手くいかなかった。」と言われ、受診される方がおられます。初回手術より2回目手術の方が難しいということを十分理解してください。初回が上手く行かなければ、再手術も上手くいかない可能性があると考えた方がいいと思います。メール等で、無料で再手術してくれるといわれましたがどうしたらよいでしょうか。とご相談いただきますが、当院では無料手術の前に状態を見せてくださいとご案内しています。手術を無料でやってもらえることに越したことはありませんが、それで失敗してはどうしようもありません。また2回目手術より、3回目手術の方がさらに難しくなりますので、無料手術に期待して、修正の機会を逸しないよう注意してください。
保険の手術は日常生活で支障のないレベルと理解する
保険でやった眼瞼下垂の手術の失敗に対する修正手術が、特に増加しています。保険診療だと費用も安く、手術を受けやすいので、気軽に手術を受けるのだと思います。ただし保険診療は、日常生活に支障のないレベルを目指していることを十分理解してください。左右差を生じたり、目が開き過ぎたりした場合でも修正してもらえないことが有ります。保険診療の場合、時には美容的なことはあまり考えてもらえず手術の適応外となることも有ります。保険診療で手術を受けられる場合、どのレベルまで治療してもらえるかを、担当医によく聞いて納得の上で手術をお願いするのが良いと考えます。
遠方であっても出かけて行く覚悟が必要
手術をするのであれば、できるだけ家の近所の先生にお願いするのが、最も良い選択肢であることは言うまでもありません。手術前の相談や手術当日の行き帰り、手術後も何回かは通院が必要であることを考えれば、自宅から近い施設で手術を行うのが便利であるという考えは当然です。しかし、全ての医師が同じ実力であるという訳ではないということを十分理解してください。家の近くの手術経験の少ない医師と、家から遠い施設の実力ある医師から選択するのであれば、実力ある医師にお願いするのが本筋です。そのためには多少遠方であっても出かけて行く覚悟が必要になります。良い手術を受けるためには面倒くさいとか、時間がかかるとか、旅費がかかるとかいうことは禁物です。手術がうまくいかなかったときに再手術をすることを考えれば、多少遠くても一度できちんと手術してくれる医師を選ぶことが必要です。
手術前に上手くいかなかったときのことも教えてもらう
経験の多い名医は、誰も引き受けない難手術を、頼まれて執刀することがあります。当然苦い経験もありますから、もし上手くいかなかった時はどのように対処するのか、今までどのように対処してきたのかという経験とノウハウを持っています。先生を前にして多少聞きにくいとは思いますが、そのことにも踏み込んで質問してみると良いでしょう。難手術を経験してきた先生は、慎重で、安請け合いはしないことが多く、丁寧に聞けば苦い経験も教えてくれるのではないかと思います。そのような苦い経験を教えてもらえるような、人間関係を築く姿勢も重要になります。
眼瞼下垂の再手術は難手術であることを理解する
眼瞼下垂手術の失敗再手術は本当に難易度が高い手術と理解するのが良いと思います。手術する際には絶対に失敗しない、再手術は行わない、1回で決めるという覚悟で臨んでください。修正手術を希望される方にお話を聞くと、「優しそうな先生だったのでお願いした。」ということを言われる方がいらっしゃいます。優しいのと手術が上手いのは全く別です。多少自分と気が合わない先生でも、気難しそうな先生でも、手術が上手い先生にお願いするのが良いと思います。場合によっては、手術の技術以外の要素は目をつむる必要があります。 また「手術料金が安いほうの先生にお願いしたら失敗した。」ということを言って御来院いただくことがあります。手術の料金は安いほうがいいに決まっていますが、そのために手術が上手くいかなかったのであれば本末転倒です。手術が上手くいこことだけを考えてお願いする先生や手術施設を選んでください。そのためには、気軽に執刀医を決めるのではなく、本当によく検索してから、実力ある担当医をお願いしてください。
眼瞼下垂に関するQ&A
6ヶ月前に保険で眼瞼下垂の手術を受けました。現在、明らかな瞳の左右差(右<左)と右目が希望していた狭い二重ではなく幅広二重になっています。瞳がアンバランスなのと、右の二重ラインを狭くしたいのですが可能ですか。
眼瞼下垂の手術ですが、保険診療では、日常生活に支障のない程度を目指している関係上、美容的側面まで重要視してもらえず、手術したことが分かる不自然な目になることがあります。そのため多数の相談が寄せられています。両目がきちんと上がって視野が確保されているということであれば保険の範囲内では、成功の範疇に入りますので、再手術はしてもらえないかもしれません。
現在の状態は、右の挙筋短縮量が少なく低修正になっているか、左の挙筋短縮量が多く過修正になっている状態であると思います。最初に右目の短縮量を追加して、低修正を解消し、バランスを見て、左目も修正するかどうか決めることになります。非常に難易度の高い手術になりますので、家の近くに引き受けてくれる先生がいないのであれば、遠方まで出かける覚悟が必要です。段階的な修正手術になる可能性もあります。信頼のおける先生に再手術をお願いするのが良いと思います。
5年前に保険診療の範囲内で眼瞼下垂の手術をしましたが、左右目の大きさが違ってきて、3か月前に再手術をしました。ところが、まだ左右の違いがあり気になります。同じ病院でもう一度再手術をお願いしたいと思います。どのようにして話を進めたら良いですか。
眼瞼下垂の修正手術は非常に難易度の高い手術となります。初回手術より2回目、2回目に比べて3回目の手術が難しい手術となります。1度上手く行かなかった施設で再手術をしても高い結果は望めないことが多く、あまりお勧めはできません。大変ですが、自分で多くの施設を廻り、隠れた名医を探すのが良いと思います。どうしてもその施設でやりたいというのであれば、執刀医を変えてもらうことも、一つの方法と思いますが、なかなか言い出し難いかもしれません。
保険の眼瞼下垂手術は、上まぶたが下がり、視野が狭くなることによる日常生活の障害を、改善することに主眼が行われています。目の左右差を調整してもらうことは保険の範囲では、難しいかもしれませんので、自費で眼瞼下垂手術をやっておられる先生に相談するのが解決策になるかもしれません。
右目の開きが悪く右目に対し眼瞼下垂の手術をしました。しかし今度は今まで開いていた左目が開き難い状態になってしまいました。現在、両目のバランスが非常に悪く、コンプレックスになってしまっています。治したいのですが再手術は可能でしょうか。
目は、眼瞼挙筋と前頭筋の筋力を用いて、上まぶたを引き上げることにより開眼します。多分もともと左目も軽い眼瞼下垂があったのだと思います。右目が開き易くなり、前頭筋を使わなくとも右目が開くようになったので、左目の眼瞼下垂が顕在化したのだと思われます。このような場合、今度は左目の眼瞼下垂の手術をする必要があります。
ただし右目の眼瞼下垂が開きすぎの過修正になっているということであれば、右目の挙筋の吊り上げを戻す必要があります。この手術は難易度が高い手術になります。最初の先生が対応不能ということであれば修正を多く行っている先生の意見を聞いてみるのが良いかもしれません。
他院で眼瞼下垂の施術をしました。二重の幅が広すぎて修正したくて悩んでいます。二重の幅を狭くすることはできますか。
二重のライン幅を太く設定したために、上まぶたが上がらなくなっているのだと思います。二重のライン幅を狭くする手術は難易度が非常に高い手術です。場合によっては引き受けてくれる先生がいないかもしれません。更に1度の手術では修正できない場合があります。他院修正を多く手掛けている先生に相談されることをお勧めします。
右の目が下がってきて開きづらくなり、家の近くのクリニックで右眼瞼下垂と診断され、右目だけ眼瞼下垂の手術をしてもらいました。しばらくすると、何もいじっていない左の目が開きづらくなって、今は左が右より小さくなった状態になってしまいました。こんなことってありますか。どうしたら良いのでしょうか。
元々、右に強い両側の眼瞼下垂症状があったのだと考えられます。開眼は眼瞼挙筋の筋力と前頭筋の筋力で行われています。今回、右の眼瞼下垂の手術により右の眼瞼挙筋の力が強くなり、開眼時に両側の前頭筋の力が使われなくなり、左の眼瞼下垂が顕在化したのだと思います。少し様子を見ても症状が変わらないようなら、今度は、左の眼瞼下垂の手術をする必要があると思います。
6か月前に他のクリニックで眼瞼下垂の手術をしてもらいました。目の開きに左右差があり自分の希望通りでないのですが、そのクリニックでは、眼瞼下垂の再手術をしてもらえません。貴院で眼瞼下垂の修正を希望しています。遠く県外から受診したいと思います。受診した日に手術まで可能でしょうか。何か注意点があったら教えてください。
眼瞼下垂の再手術を当院で行いたいこと、了解しました。診察の上できるだけのことをさせていただきます。現在当院では、全例とはいきませんが、多くのケースで眼瞼下垂の再手術を引き受けさせていただいています。ご希望であれば診察日に手術を行うことも可能です。受診予約をする際にその旨お伝えください。現在では東北全県以外の東京、神奈川、埼玉、千葉などの首都圏、名古屋、大阪、福岡などから御来院いただくこともあります。できるだけ通院回数を少なくする工夫をしていますが、何回通院すればいいかは術前に確定することができません。診察の上、医師の指示があれば来院することをお約束していただくことになります。更に手術後の帰りの新幹線や飛行機のチケットを取ってこられる方がいらっしゃいますが、予想外に手術が長引くこともありますので、十分な余裕を持って買っていただくか、理想的には手術が終わってからチケットの手配をしていただければよろしいかと思います。
眼瞼下垂の失敗について教えてください
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