陥没乳頭の失敗、陥没乳首の失敗、他院修正再手術、やり直し手術
陥没乳頭、陥没乳首は、乳首がバスト内に引き込まれることにより、刺激しても乳首が出てこない状態のことを言います。垢が溜まりやすく衛生状態を保てないことや、授乳しづらいことから陥没乳頭手術が多く行われています。仙台中央クリニックでも陥没乳頭手術を多数お引き受けしています。しかし陥没乳頭手術後、再度陥没した、傷が気になるということでやり直しが必要になる場合があります。
陥没乳頭のやり直し手術は、症例数が少なく、難易度が高い手術になります。
|
陥没乳頭手術の失敗
手術後再度陥没してしまった
症状の強い陥没乳頭は、バストへ引き込みが強いために再陥没してしまうことがあります。ですから陥没乳頭手術後、再陥没した場合でも、手術が失敗したとは言えません。きちんと陥没乳頭の手術がなされていても再度陥没してしまう場合があるという意味です。再陥没した場合は再手術が必要になります。その場合は初回手術より、強めに乳頭を引き出し、固定することになります。
陥没乳頭手術後の傷が気になる
陥没乳頭後の傷の修正は、その傷の場所により修正手術の難易度が異なります。簡単な場合もありますが、難しい場合もあります。一度診察させていただく必要があります。傷が盛り上がったり、化膿しやすいタイプであるようなケースでは、修正が出来ない場合があります。
|
他院修正陥没乳頭右
23歳、未婚。陥没乳頭失敗、他院修正やり直し手術
5年前に地方で個人開業されている先生に両側の陥没乳頭の手術をしてもらったケースです。他院修正も手掛けている自称凄腕の先生という話だったので手術を依頼されましたが、手術後、右の陥没乳頭は改善されず、乳頭の左右に目立つ傷ができてしまいました。そちらのクリニックでは「これ以上は無理です。」という事対応してもらえませんでした。諦めかけていましたが、とても人に見せられないので治してくれるところなないかと探したところ、当院のことを知り、何とか修正してもらえないかと祈るような気持ちで受診していただきました。右の乳頭を修正して左右を出来るだけ揃えてほしい、右の乳頭の傷をもう少し傷を目立たなくしてほしいという事をリクエストされました。診察したところ乳頭の左右に直線の傷があり、ひし形に皮膚切除を行っていると考えられました。今回は別の方法にて陥没乳頭の手術を行いました。「希望通りに手術してもらい、何とか普通になれました。」と喜んでいただきました。今後は左の乳頭左右の傷の修正を希望されています。
クリニックより:陥没乳頭の手術は症例数が極端に少ないので、手術を依頼するのであれば陥没乳頭手術に対し経験豊富な先生にお願いするのが良いと思います。美容整形の他の領域でベテランドクター、凄腕ドクターと言っても、乳頭乳輪領域の手術はあまり経験が無いならば、希望がかなえられる可能性は少ないと思います。ドクター選びにおいて決め手になるのは、自分の希望する領域における症例写真の豊富さ、手術後の出来栄えの良さです。手術経験の多い先生ならモニター写真を多数持っているはずです。モニター写真が何枚もあり、手術の出来栄えが良ければ、実力が有ると考えて良いのではないかと思います。ただし大手のクリニックなどは他の先生のやった症例を見せられることがあるので、手術担当医の症例写真を見せてもらうようお願いしてください。一般論ですが参考になれば幸いです。
陥没乳頭失敗
30歳、未婚。陥没乳頭の傷修正
8年前に、個人開業されている先生に陥没乳頭の手術を行ってもらった症例です。陥没乳頭は改善したものの傷が気になるということで御相談いただきました。診察したところ、乳頭の脇に水平方向の傷があり、一見して目立つ状態でした。傷があると手術したことが分かるので、出来るだけ目立たなくしてほしいと希望され、傷修正を試みました。近くに寄ってみれば分かりますが、一見した状態では傷が分かり難くなりました。
クリニックより:陥没乳頭の手術後、乳頭の両側に水平方向の傷が目立つ場合があります。一見して手術したことが分かるので、修正してほしいと御相談いただいています。傷を全く消すことはできないので、出来るだけ目立たなくなるように修正手術を行っています。近くに寄った状態の写真をお示ししました。かなり寄った状態でないと分からなくなりました。
|