抜け毛の知識は仙台中央クリニックで得られます
抜け毛
薄毛AGAのハーグ療法は仙台中央クリニックへ
抜け毛とは
髪の毛が自然に抜けてしまう現象を、抜け毛と言います。髪の毛にはヘアサイクルがあり、健康な状態でも、髪の毛は、生えてきては、抜け落ちるというサイクルを繰り返しています。そのため少量の抜け毛は異常なことではありません。一般的に髪の本数を平均約10万本として計算すると、1日に50本から100本は自然に脱毛していると考えられます。しかし150本以上の状態が続くようなら、病的な抜け毛と考えられています。
抜け毛と薄毛予防
薄毛とは、頭髪の量が減って地肌が見えてしまう状態です。本数は変わらないまま毛が細くなる場合と、抜け落ちて本数そのものが減ってしまう場合があります。薄毛家系や薄毛体質の場合、抜け毛が特に気になります。抜け毛の状態を知ることは、薄毛予防にとても重要な意味を持ちます。自分の抜け毛について理解し、薄毛予防に役立てましょう。
抜け毛に気づく時
朝起きた時、枕に大量の髪の毛が抜け落ちていてとても不安になったと御相談を頂くことがあります。もしかして人より多いかも、薄毛症の危険があるのではないかと、心配に思った方も多いのではないでしょうか。また、シャンプーで髪を流した瞬間に指にまとわりつく抜け毛を見て、抜け毛が心配になったというお話を聞くことがあります。
抜け毛は、普段の抜け毛の数の平均よりも、長い毛か、細い毛か、いったどんな髪が抜けたのか、いつもより抜け毛の数が増えたのかということが重要になります。抜け毛に気づいたら、その時の髪の毛の状態をよく観察することが必要になります。
抜け毛の量の1日平均量
1日に抜ける髪の毛の数は、その人の髪の毛が生えてから自然に抜けるまでのヘアサイクルの期間によります。男性のヘアサイクルは平均で2~6年と言われています。女性のヘアサイクルは男性と比較して少し長く3~7年と考えられています。正常な抜け毛の本数を計算してみましょう。
1日の健康な状態の抜け毛の本数
髪の毛7~10万本 ÷ ヘアサイクル2~6年 ÷ 1年365日 = 32~137本
この式から、気にしなくても良い抜け毛の本数が分かります。やはり一日150本を超えると要注意ということになります。
抜け毛の本数をカウントする
自分の抜け毛の本数を正確に知るためには、本数をカウントすることが有益です。シャンプーをした時に排水溝から抜け毛を取り出して、カウントしてみてください。数分でカウントすることができますので、さほど手間ではありません。シャンプーの時に抜ける髪の毛の量は、1日の抜け毛の50~70%を占めるといいます。このことから、1日の抜け毛の量はシャンプーのときに抜けた本数で概算することができます。
1日の抜け毛の量の概算方法
シャンプーの抜け毛の量 ÷ 0.5~0.7 = 1日の抜け毛
この計算式により、1日の抜け毛のおおよその本数を知ることができます。抜け毛が排水溝をすり抜けて流れて行った場合、抜け毛の本数が少ないと誤解することがありますので注意してください。
抜け毛対策
毛髪の成長は、季節により差が認められます。髪の毛は、春に成長が開始されることが多く、気温がもっとも高くなる夏に成長のピークを迎えます。そして9月に入ると、成長速度が落ち着いて、新しく生えてくる髪が減ってきます。
夏までに髪の毛がたくさん生えることが多いので、何年か前の夏ごろに生えた髪の毛が、秋口に寿命を迎えて、たくさん抜けてくるという訳です。このため、秋になると抜け毛は増加し、秋の抜け毛は減らすのが難しい面がありますが、抜け毛の原因を究明し、出来るだけ抜け毛対策を講じましょう。
抜け毛予防
夏に受ける頭皮へのダメージを減らせば、髪の毛の寿命を少し延ばしてやることは可能でしょう。夏の頭皮ダメージをできるだけ減らして、秋の抜け毛の増加をできるだけ抑える必要があります。
夏の直射日光や紫外線は、頭皮へダメージをもたらします。夏の紫外線を減らすには、帽子を利用することが適切でしょう。ただし頭皮の蒸れは髪の毛の成長に大敵です。蒸れにくい帽子を利用する必要があります。
日中に受けた頭皮へのストレスを緩和するために、適切なシャンプーが必要です。多く分泌された皮脂や汗をしっかり洗い流すために、優しく指の腹でマッサージしながら充分にシャンプーも残らないようにすすいで洗うことが必要です。
しかしシャンプーのしすぎは肌の乾燥を招き、頭皮のダメージを促しかねません。どんなに暑くても、シャンプーは出来るだけ1日に1回までとして、2回目以降は水やぬるま湯で流す程度にとどめてください。
また栄養不足は頭皮の栄養環境を悪化させ、抜け毛を誘発します。夏バテの際にはサプリメントの活用なども視野に入れ、栄養状態にも気をつけると良いでしょう。
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