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薄毛とパーマ

薄毛とパーマ

パーマをかけることにより薄毛を隠している方がいらっしゃいます。しかし、パーマ液は髪の構造を変化させるために、強アルカリの薬品が使われており、頭皮の炎症が発生し、脱毛が進行する可能性があります。パーマを頻回にかけることは、頭皮環境が悪化し、健康な髪の毛の成長を損ねてしまうために注意が必要になります。

パーマ液の影響

パーマ液が、頭皮にダメージを与えることがあります。以前よりダメージが少ないパーマ液が開発されていますが、パーマを繰り返すことにより、頭皮や髪へのダメージが蓄積され、抜け毛や薄毛に繋がることがあります。

パーマによる頭皮の負担

何度もパーマをかけたり、長時間刺激を受けたり、パーマの薬剤が皮膚に合わないと、頭皮が荒れて、痛みやかゆみが出ることがあります。頭皮の炎症が引き起こされた部分では、脱毛や薄毛が引き起こされる可能性があります。

パーマに対する敏感肌やアレルギー体質

パーマ液は、髪の毛のキューティクルを開いてシスチン結合と呼ばれるタンパク質の結合を切断します。肌が弱い方やアレルギー体質の方は、1回のパーマでも頭皮が真っ赤になることがありますので注意が必要です。パーマ液による頭皮のダメージが、毛髪の角質を剥がして、かゆみ、発疹などの原因になることもあります。

パーマで切れ毛や抜け毛

パーマをかけると髪内部のタンパク質が流れ出してしまい、髪の毛が細く弱くなり、髪のパサつきや枝毛、切れ毛などの原因になります。何度もパーマをかければ、さらに髪の毛は弱くなっていきます。パーマ液が与える影響や、ロッドを巻く際、髪を強い力で引っ張ることでの切れ毛や抜け毛が増える心配があります。

薄毛治療症例写真

M字ハゲ・M字薄毛


42歳、男性。M字ハゲ、ハーグ療法
症例経過:薄毛が進行し、内服薬により薄毛治療を行っていた症例です。治療効果がなく却って進行してきたことから、仙台中央クリニックに御来院いただきました。M字部分から頭頂部まで地肌が透けて薄毛領域が認められました。ハーグ療法を開始したところ、治療に伴い、発毛が認められ、髪型が自然になりました。
症例解説:薄毛に対し内服薬が開発され、治療に用いられていますが、M字や生え際の発毛効果が弱い場合があります。ハーグ療法は、内服薬では効果が出にくいM字ハゲやM字薄毛にも、高率で発毛効果があることが知られています。成長因子を局所に注入することにより効率的にM字部分へ発毛を促し、薄毛を根本から治すことができます。注射の際に痛みのリスクがあります。




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